癒着

月曜日、雨ときどきくもり。


夕方、歯医者に行く。

みなさんは、去年の秋にわたしが親知らずを抜きに行って、抜け切れないで半分残ってしまった事件を覚えているだろうか。

その半分は、たぶん少しずつ生えてくるから年末ごろ来てくださいと言われていたのに、どうも全然歯が成長しなくて今に至ったのだ。


様子を見てもらいに診察に行き、「このくらいで抜けますか?」と先生に聞いたところ「七ミリくらい生えましたねー。これならすぐ抜けますよ。今日、抜きますか?」というからお願いした。


甘かった。5時半の予約だったのに終わったのが7時半。わたしは一時間半以上口を開けっ放しで(もちろんときどき閉じたが)地獄を見た。生き地獄。

どうやら、親知らずの歯茎に埋もれている部分がでかく頑丈で、しかも顎の骨と癒着していて、何回もいろんな角度からごりごり削って、ようやく抜けた。

はー、大手術だったー


終わりにひとこと、「顎の骨少し削ったので痛みますよ。腫れますから」

おーい。
すぐ抜けるんじゃなかったのか。


そして、痛いです。
晩御飯を作って食べて、1時間くらい眠って風呂に入った。激痛ではないが痛い。


もう歯医者は信じない。