さてさて、今回はお客さん編です。
順不同となりますが、お客さん&買ってくれた本という感じでお送りしたいと思います。






・友人夫妻&こども(男の子、約二歳半)
春に引き続き連続来店。乗り物絵本なんかをいろいろ見てもらう。おすすめの寺島竜一さんの『じどうしゃ』という文章のないレトロな絵本や、わたし一押しのSF『夏への扉』を買ってもらう。あと『八日目の蝉』。友人(男性)がhi→さんの箱(おそらく)から堀江敏幸さん、いしいしんじさんの文庫を買っていたので「言ってくれればもってきた」などと八つ当たりする。ありがとうございました!


・駄々猫さん
「午前中に現れる」と聞いていたので開店当初からソワソワ。というか、おしりねこバッグをリュックに入れたまま出していないことに11:30ごろに気がつく。危なかった…。持っていたのに売るのを忘れるところだった。
佐々木マキさんの衝撃結末絵本『ぼくがとぶ』をみせびらかす。光源寺で出店していた「すずむし」に行ったとのことで様子を聞いてみる。おしりねこバッグ、絵本など多数購入。多謝!



・友人夫妻
道の反対側、千駄木方向から背の高い男性がゆらふら歩いてきたのでかなり遠くから気が付いた。「おお、来たなー」と思う(そういえば来てくださいメールもしていなかったのに来てくれてありがとう。↑のご家族も!)。『ランゲルハンス島の午後』は、文庫より大型本のほうがずっといいなどと話す。あと近況(とくに変わりがない、とか)。おしりバッグなど複数購入。ありがとうございました!また飲みに行きましょう。

・女性のお客さん
言葉少なにバッジをチラチラ見て、そっと「これ下さい」とバッジ購入。前に作った、猫が一箱古本市を出している図柄のもの。ありがとうございました!なんとバッジはこの日これ一個しか売れなかった。箱の前側にはりつけてディスプレイしていたのだが、本をのぞきこんで見ているとバッジにはあまり目がいかないようで失敗。次は看板の横に布を貼ってそこに貼り付けようかしらと思った。

・ご家族(お父さん、お母さん、2〜3歳くらいの男の子)
三人でじっくりともす文庫を見てくれた。男の子は乗り物好きなようで『はしれ!かもつたちのぎょうれつ』などをお母さんが読み聞かせ。一方お父さんは村上春樹さんの大型本『波の絵、波の話』を手に取り「見たことないですよ」とおっしゃる。新刊書店にはもうないし、だいぶ前の本(古本屋さんでも、大型本のため小説コーナーの棚には入らず、文芸雑誌か写真集コーナーに入ってしまうので意外と見つからない)。この本はここ3回くらいずっと売れていなかった。「少しならお引きできますよ」と一応声をかけあとは家族でゆっくり見てもらう。
結局お父さんが『波の絵、波の話』『ランゲルハンス島の午後』『あの角まで』、男の子が乗り物絵本2冊、お母さんもご自分セレクトの絵本を。ひゃー、こんなにたくさん!二千円以上のお買い上げでビビる。値引きする。ありがとうございました!

・豆子さん
常連のお客さん。ほんとうに大きめトートで来てくれた上におみやげまで。金太郎あめありがとうございました!髪の毛の部分はチョコ味でした。おいしいです!
一押しの妙な絵本『ぶたばんのおうじ』、『ルピナスさん』、絶版の『万里子の色鉛筆』など多数お買い上げ。『ぶたばんのおうじ』……。衝撃の結末をご確認ください。今度じっくりお茶とかごはんとかデートとかデートとかしましょう!



・友人とそのこども(女の子、約2歳)、友人の姉
春に引き続き二度目の来店。谷根千に近い場所に住んでいるようでうらやましい。動物の絵本、『どうぶつのおやこ』『おかあさんとあかちゃん』など購入。女の子はちょっと恥ずかしいのかフニフニしていた。「おひざに乗る?かわいい子をひざに乗せたいな〜。いいひざ空いてますよ〜」などとひざアピールしたがかなわず。
もす文庫のあと、光源寺に行ったもよう。おみやげにマルイケハウスのかわいい原稿用紙ノートをいただいてしまった。あrがとうございました!



・助っ人Yさん
たしかコシヅカハムさんに出店したときにお世話になったベテラン助っ人のYさん。『もやしの本』を買ってもらった思い出が。その後も一箱で毎回声をかけてもらってうれしい。今回はテリー・ジョンソンの絵本『うみだ!うみだ〜!』を買ってもらう。その後、『アレクセイと泉』も。スズキコージさんと本橋成一さん(アレクセイの映画の人)の展示のハガキをもらう。ありがとうございました!



・助っ人の若い男性(お名前わからなくてスミマセン!)
昨年の秋にお世話になった助っ人さん。わざわざ声をかけてくださる。角田さん『だれかのいとしいひと』、ご購入。次は箱を出されるとのことで楽しみです。この方にはちょこちょこ買ってもらっている気がする……



若い女性のお客さん
「この絵本きれいですね!」と話しかけられる。手には『小さな木ぼりのおひゃくしょうさん』。ああ、それは左に文章、右に絵となっていて、オレンジと黄緑色がすごくきれいなんですよ。話の展開は単調で一部「?」となるところもまた魅力。お買い上げ。ありがとうございました!



・女性のお客さん
『ごむあたまぽんたろう』をお買い上げ。長新太さんコレクターと見た!「『おなら』もありますよ」とお声かけしたところ、「『おなら』は持っているんです」とのこと。長さんはやはりすごいです。男女ともに、年代を超えて根強い人気。ありがとうございました!



・幼稚園の女の子+ご両親
長新太さん『おなら』をいたく気に入ってくれた!うれしそうに自分のお小遣いで買ってくれたのが印象的。お母さんはエンデの『ゆめくい小人』をご購入(うろ覚え)。おならの絵本、裏表紙にありとあらゆるおならの音がいっぱい書かれていて、みんなで眺めてニヤニヤしたのが楽しかった。


浅生ハルミンさん来店
すっとしたおきれいな女性が静かに本を見ている。もしやこの方は…いや間違っていたらどうしよう、と思いながら話しかけるとハルミンさんだった!わー!だいぶ前、特養谷中に出店したときにバッジを買ってくださったことのお礼を言う(あのときは後からハルミンさんだと気づいた)。覚えていてくださったようでうれしい。「ブログ、最近は見ていませんけど前はよく見ていました」などと余計なことを言う。『ちいさなろば』ご購入。この絵本、泣きます。ろばの気持ちがいたいほど伝わってくる絵本。ありがとうございました!



・友人
番外編となるが、今回お仕事で一箱には来られなかったお友達に夜に会いました。売れ残った中から2,3冊セレクトしてくださいとのことで、おすすめの『こぎつねせかいのはてにいく』など3冊購入してもらう。いつもおいしいものをありがとうございます!リーフパイは不動のおいしさ。自家製梅干はこれからいただきます!また会いましょう!ラブ。




以上、お客さん編でした。