そろそろ一週間たってしまい、記憶も薄らいでいくので今日で一箱レポートは一応おしまいにします。



売り上げ金額&点数の発表!




売上合計金額  15700円
売り上げ点数  43点(本39冊+バッジ1個+バッグ3個)



お客さんはけっこういるし、ぽつぽつ本も出ていく。ヒマになることはまったくない。それなのにあまり売れていない。
反省点としては、

・値段のつけ方が悪かった。今まで絵本をだいぶ安くして売っていたので、ちょっとだけ値上げしてみた。もともと400円くらいで売っていたものを500円にしてもそんなに影響なかったが、200円だったものを300円にした途端動きが止まる。とくにこどものとも。最近のものだと絵本化していない、定期購読のため単品では入手しにくい等を考えると今後価値が上がりそうなものだとそんなに高くもないのだが、一般のお客さんからすると300円は高い。なので、このあたりは200円統一で売ってもよかったのではと思う。

・値段のつけ方でもうひとつ。高額商品をトラップ的に3冊ほど紛れ込ませておいた(『アムステルダムの犬』『モロッコ革の本』『ド・レミの歌』)。この3冊は驚くほど手に取るお客さんが多かった。自分としては、ほんとうに欲しい人は値切ってくるだろうと思い高めに値段設定。しかし買うか迷った人は全くいなかった。単純に高いからやめてしまったのだろうと思う。そして、これらの本の値段を見て、ほかの本を物色しなかったのではという懸念。つまり「この本は高めだからどうせほかの本もあんまり安くないだろうから見なくていいや」的な。
改善策としては、高い値段を付けた本には注意書きを書く(「入手困難なため」とか)。そしてお客さんアピールに「絵本200円からあります」とか、どれくらいの価格設定で本を売っているのかを明確にすることが必要かと思う。

・ジャンルのアピールができていなかった。自分の箱の写真を見て、文庫や読み物を置いている雰囲気があまり出ていなかったように感じた。どうせノンジャンルなのだから、いろいろなジャンルの本を置いているアピールをして数多くのお客さんに足を止めてもらうこと!

・雑誌も持っていくべきだった。
お子さん連れで絵本を見に来る家族連れがけっこういた。お子さんが絵本を見ている間、今回出さなかった雑誌「クウネル」「天然生活」とかおいていたら見てもらえたえたかもと思った。あくまでも可能性の話。

・バッジの位置が悪かった。トランクの前側にディスプレイしたために、本を見ているお客さんの死角に…。これは完全な失敗。

・接客中「もす文庫でーす」と叫んでいた。「屋号言って意味あんの?」ともさ夫から突っ込みを受ける。それもそうだ。「絵本あります」とか「小説あります」だな…意味不明な屋号連呼。


・古本女子があまりいなかった?かな。20〜30代の街歩きでカメラを持って本を見て歩くという感じの女の子のお客さんが少なかったような。いることはいるのだが、彼女たちはもうあんまり一箱古本市には来ないのかしらん。




そんなこんなだったけれど、冊数の割には金額が上がったなという気もする。しかし50冊は売りたかったし、二万円売りたかった。がんばろー





売れ残りの晩餐




その他雑感

・緑色のズボンをはいた男性に「ツイッターやってますか?」と話しかけられ、やっている旨をお伝えしたところ、「フォローしていました」と言われびっくり。毎回屋号を変えることで有名なダブりさんだった。謎のツイートと言われたり餅をもらったりした(ありがとうございます)。

・終了後、隣で出していたボエーズの男性。ブックブックセンダイの赤いエプロンをしていたので「仙台の方ですか」と聞いたところ、宣伝のためです!とのこと。池袋の古本屋さん、往来座の店長さんだということが判明。ブログをたまーに見ていたのだが、なぜかすごく年配のひとだと思い込んでいたので驚いた。わー、スミマセン!そして店長さんのとなりにいた男性が白シャツ王子だったということも判明。髪型が変わったからわからなかった。

・やまがら文庫さんに会った。先日、栃木市一箱古本市に出店されていてお会いしたのだった。その様子なんかを聞いて神保町のヒナタヤさん(カレーがおいしいらしい)で本を出されることを聞く。ほうほう、すごいですね。がんばってください!

やまがらさんのブログ↓
「へのさん」の本でいっぷく

・助っ人でお世話になったご夫婦は関西の方。お話ししてみるとなんと京都で一箱古本市をやるとのこと。こちら↓

一箱古本市 店主さん募集 : 榊翆簾堂

京都かぁ。紅葉きれいだろうなぁ。ということで、関西の方はとくに必見かと。


以上、秋も一箱古本市レポートでした。