みちくさ市レポ つづき

さてさて今回はみちくさ市レポ第2弾。売れた本リスト公開!








Alice in Wonderland』 300円

不思議の国のアリス洋書。もさ夫チョイスの絵が怖いアリス本、宗善寺に出店の一箱の時から出し続けていた…やっと売れた。ダンディなおじさま購入。

いつも旅のなか

いつも旅のなか

 100円

角田光代さんの傑作旅エッセイ。文庫化しているもののハードカバーはこの表紙の角ちゃんの笑顔がよい。背表紙に若干痛みあるため格安で。女性が購入。

ミナを着て旅に出よう (仕事と生活ライブラリー)

ミナを着て旅に出よう (仕事と生活ライブラリー)

 100円

皆川さんと松浦さんの対話が良い。ファッション興味のない方にもおすすめ。表紙に汚れあるため格安で。若い女性が購入。

うさこちゃん

うさこちゃん

 100円

う!さ!ぎ!もふっともふっと♪たしか女の方購入。

『てんをおしあげたはなし』 300円 http://www.fukuinkan.co.jp/magadetails.php?goods_id=20325

佐々木マキさん絵本。ダイナミックな地球創世物語。たぶんハードカバー化していない。
60代くらいの女性購入。



たろうのともだち

たろうのともだち

 ペーパーバック版 300円 



まじょのかんづめ (こどものとも傑作集)

まじょのかんづめ (こどものとも傑作集)

 ペーパーバック版 300円 



くった のんだ わらった―ポーランド民話 (こどものとも傑作集)

くった のんだ わらった―ポーランド民話 (こどものとも傑作集)

 ペーパーバック版 200円 

3冊まとめてお母さん+幼稚園くらいの女の子。女の子が「これ赤いからほしい」と『たろうのともだち』の表紙を差してチョイス。そういう感覚ナイス! 




ホテル・アイリス (幻冬舎文庫)

ホテル・アイリス (幻冬舎文庫)

 100円

小川洋子さんによるエロス世界をご堪能あれ。少女の恋愛(?)も怖いが母と娘の関係も実はすごく怖い。女性が購入。



おっぱいのひみつ (かがくのとも傑作集 わくわく・にんげん)

おっぱいのひみつ (かがくのとも傑作集 わくわく・にんげん)

  ハードカバー 400円 



『はしる』堀内誠一 福音館 ハードカバー 400円

柳生源一郎さんと堀内誠一さんは大人に人気の絵本。『おっぱいのひみつ』はもす文庫では何度も販売(売れるから)。『はしる』は初めて見つけたのでうれしかった。60代くらいの女性が熟考して2冊に絞って購入。




 ハードカバー 400円 300円

ご夫婦+赤ちゃんのご家族が購入。かなりの絵本好きの雰囲気だった。



 300円
 
誰が購入したか覚えていない…女性だったと思います。


セーターになりたかった毛糸玉

セーターになりたかった毛糸玉

 カバー付き 400円

小学校高学年くらいの女の子が購入。この絵本はよいです。




 300円

これはかなり最初のお客様。雑司ケ谷の並木ハウスの話などしながら。たしか60代くらいのおばさま。




みんなの図書室 (PHP文芸文庫)

みんなの図書室 (PHP文芸文庫)

 200円

小川洋子さんによる読書案内。30代くらいの男性が購入。



ku:nel (クウネル) 2006年 05月号

ku:nel (クウネル) 2006年 05月号

 200円

ku:nel (クウネル) 2007年 05月号 [雑誌]

ku:nel (クウネル) 2007年 05月号 [雑誌]

 200円

たぶん2冊まとめて。女性のお客様だったかと。





ku:nel anan増刊 「もうすぐ冬じたく」 300円
「アンアン増刊なのよねぇ」とクウネル好きの69代くらいの女性。増刊時代のものは絶対買っておくべきですよ!




ふしぎなおきゃく

ふしぎなおきゃく

 ペーパーバック版 200円

ラーメンを食べにくるけど一口食べて帰っちゃうなぞのお客の正体は…!?わたしが昔大好きだった絵本。 小学校高学年の女の子が購入。




酔って言いたい夜もある

酔って言いたい夜もある

 200円

これって文庫にならないのかしら。どんな方が買ったか忘れました…




 ペーパーバック版 400円

50〜60代女性が購入。



パレード

パレード

 100円

30代くらいの女性が購入。



軽いめまい

軽いめまい

 100円

20代女性が購入。




Lingkaran (リンカラン) 2007年 09月号 [雑誌]

Lingkaran (リンカラン) 2007年 09月号 [雑誌]

 200円

30代女性が購入。




という感じでした。買った本とお客様の組み合わせが記憶違いで間違っているかもしれません。ご了承ください。


改めてこうして見ると、男性お客様はほんとうに少なかった。古本デートカップルもいないことはないのだが不忍一箱よりも少なかったような気がする。


今回は「接客しない」というテーマ(!)で接客してみた。

ただぼんやり店番していただけなのだが、しゃべらないでいるとその分いろいろなものが目に入ってきて「この人はこっちの絵本とか好きかもなぁ」とか考えて離れたところにある絵本を勧めてみたり、ちょっと離れたところで文庫を買いたそうにしている人と目があってお会計したり、あまり積極的にこちらからしゃべりかけなくてもそれなりに売れた。このくらいでもいいような気がする。

そして今回は本に挟み込んだスリップのちょこんと出っ張っているところに値段を書いて、わざわざ本を開かなくても値段が確認できるようした。プラスαで、なんか値段が高くなっちゃっている本にはその理由(「絶版のため」とか)を添えるようにした。

いささか値付けに関しては安すぎた感も否めないが、こういう回もありますね。