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東野作品2作、読了。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/10/25
- メディア: 文庫
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お金持ちを相手にする会員制の探偵倶楽部。彼らが難事件に挑む!
短編集。読みやすくておもしろかった。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/03/03
- メディア: ハードカバー
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こちらは長編。日本橋、麒麟像の下で刺された中年男性が死んだ。容疑者と思われる男は事故で意識不明の重体。犯人は誰か、そして麒麟像まで刺された男が歩いた理由とは…。映画化もされた東野作品の名作。
以前推理ドラマの台詞で「犯人は動機を隠します。なぜなら動機は犯行を如実に物語るからです」。そんなのがありました。動機は何か、なぜそのタイミングで殺したのか、偶発的なものか、凶器はいつ、どこで用意したか。先入観を持って調べると、被疑者はどんどん犯人になってしまう。怪しいと思って見れば怪しいし、怪しくないと思えば怪しく見えない。気を付けようと思います…
もし殺人が起こり、そこに犯人と思われる指紋があっても、前歴者でないかぎりその人間を見つけることは難しい。そして、家族ですら被害者の交友関係、持ち物をすべて把握しているわけではない…
被害者にもなりたくないし被害者家族にもなりたくない。加害者にも加害者家族にもなりたくないと思った。犯罪なんてなくなればいいのに。