幻夜

幻夜

白夜行』の続編らしいということで読んでみた。美貌と知恵でのしあがる新海美冬。雅也という男があわれだった。ここまで悪に徹すると、もう、何が目的なのかよくわからない。なかなかおもしろかった。

ねたあとに

ねたあとに

長嶋有さん自身かとおもわれる小説家、モクローとその周辺のひとびとが、だらだらと山荘で過ごす時間。オーエ賞のあたりがおもしろかった。あと、ムシバム。
後半は正直、読むのがしんどくなってきた。


こちらも読了。

将棋の子

将棋の子

豆子さんの日記を読んで読みたくなり、家宅捜索して見つけて読んだ。
将棋の世界は、年齢制限があって厳しい。こんなに厳しいなんて知らなかった。というか、わたしは将棋のルールを全く知らない(大崎さんごめんなさい)。
羽生さんってすごいんだなぁ。

北海道から上京した成田青年。将棋をやめて世界を放浪した青年。将棋の世界を若くして離れなければならないものたちの人生がせつない。

リンダ・ハミルトンもシュワルゼネッガーも若い。髪形が変。
音楽が変。安い。
まぁ、そこがいいんだけど。