2006-10-26 ■ 日本の小説 キサトア作者: 小路幸也出版社/メーカー: 理論社発売日: 2006/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (28件) を見るまあまあ。小路さんの作品は、デビュー作とその次の本しか読んでいなかったんだ。前の二作よりは断然おもしろかった。海のそばにすむ親子とちいさな町の物語。 キサトアのキャラクターが見えてこない、というのと、後半やや説教めいた言葉が続くのがちょっと・・・と思った。言葉そのものはよいのだが。 主人公、アーチが少しがんばりすぎで(別にそんなこと言わないのだけど)ちょっと悲しくなった。 それにしても、設定がすごい。 ばんごはんは、麻婆豆腐と青梗菜、エリンギの玉子スープ。