東北行脚報告(年末・圏外篇)

masubon2007-01-03

どうも。冬眠から目覚めましておめでとうございます。今年もどうぞ、懲りずに読んでください。よろしくお願いいたします。


さて、と。


28日(木)
午前中、近所の内科へ行く。どうも風邪っぽくのどが腫れている。ちびっこなどに会う予定があるので、風邪をうつしてはいかん、予定変更?などと懸念しつつ向かう。
「せきは出ません、ハナも出ません、ちょっと微熱ありますけど、のどが痛いんです」
などと申し上げ、お医者さんに診察してもらう。聴診器でぽん、ぽん、とされたあと、のどを見たお医者さん、爆笑。
「これは、ハハハ、風邪じゃないよ、ハハハ」
「なんですかね」
口内炎だ」
なんと。のどの入り口に口内炎!もう、なんか、はずかしい。口内炎、はどこに出来るまでが常識的な位置なのか分からないが、のどとかやめてほしい。
風邪ではないので、予定通り東北へ出発。


友人の実家。犬(大)、犬(小)、猫(猫又)と戯れる。
ばんごはんは、エビフライ、キムチ、かまぼこ、ごはん、おみそ汁、ビール、その他。


29日(金)
友人らと3人、山の上のハンバーグ屋みたいなお店で昼食。のどが痛いのにカレーを注文してしまうという問題行動に出る。デザートに、湯気の出る白玉クリームあんみつを注文。白玉が2個しかなくて憤慨。
2:40分の高速バスで実家のある町まで移動予定が、吹雪のため欠便に。しかたがないのでお手紙を書いた…ではなく一時間待って3:20のに乗る。こっちはなんとか運行。
一瞬で眠りに落ちる。
目が覚めるとバスの外は吹雪。ごうごう風が吹いている。山、山、山、白、白、白。
定刻に着かないこと確実。そこへ友人からメール。どうも急ぎっぽい感じがしたのでそそそと返事を打つ。
だが圏外。この山周辺はソウイエバいつも圏外だった。ああ、しばらく送れない。しばらく圏外。山が憎い、とつぶやく(嘘)。
途中車内アナウンス、
「ここから先は雪で通行止めのため、一般道を参ります」
とろとろと一般道を行く。横に座った女性は、さっきからずっと念仏の流れているMDを聞きながら、念仏を唱えている。ここは生き地獄なのかもしれない、と思う。いったいどのくらいの確率で、ひとは「バスで隣り合った人が念仏を唱える」ものなのか、知りたい、と心から思う。


バスで。