それからはスープのことばかり考えて暮らした

それからはスープのことばかり考えて暮らした

図書館本。予約し、他館から取り寄せてもらった。おもしろかった。今まで読んだ吉田さんの文章の中で、一番よかったんじゃないかと思う。佃さんのイラストもすてき。ちょっと表紙はうるさいデザインだと思うけど。
トロワというサンドイッチ屋さんで働く「僕」、店主、店主の息子さん、アパートの大家さん、映画館とそこで会う女性のお話。


ねこに会う。このねこさんはとてもひとなつっこくて、呼ぶと寄ってくる。きょうはいきなり膝の上に上ってきた。あらあらなどと言っているとぐいぐいと右肩に乗ってきた。肩のりねこ…そしてなぜかあごのあたりをかぷっと噛まれた。痛くなかったが、なんだったんだろう。
 
あくびをし              ひざにのり

かたにのるところ

非常になつくので、夏木マリという名前にします。

ばんごはんは、ほっけの焼いたもの、えのきとわかめ、乾燥えびのおみそ汁。