世界でいちばん淋しい遊園地

世界でいちばん淋しい遊園地

なかなかおもしろかった。連作短編で、あちこちつながっているのがおもしろい。どーんと暗い話がけっこうあって、わたしは個人的に「うさお」が好きだ。あと、一番最初の話。スノードームの話もよかった。
時間が過ぎて、取り戻せないものがたくさんあって・・・という気持ちが揺さぶられる本。でも、記憶はなくならない。なくなったと思っても、あたまのどこかにちゃんと残ってる。


遊園地のお話では、この本もおすすめ。

長崎くんの指

長崎くんの指

宇宙のかたすみ

宇宙のかたすみ

『宇宙のかたすみ』は、内気な女の子の夏休みの出来事で物語のはじめのところがすごく好きだ。あと、最後。


いま聴いている。