イギリス人の患者 (新潮・現代世界の文学)

イギリス人の患者 (新潮・現代世界の文学)

映画は見たことあったけど、本は初めて。詩的な世界観と戦争。中盤はおもしろく読めた。しかしながら、インド人の爆弾処理係、キップの心境の変化がちょっと・・・。
愛し合っていながらも、憎みあう二人(イギリス人の患者の恋の話)。朗読する女、朗読される物語。妻の夫は、妻がほかの男に恋焦がれられる存在になると知っていながら妻を見せびらかしたかったのだろうか。
砂漠が、恋を狂わせたのか。


映画はこちら。映画の方は、ジュリエット・ビノシュ(ハナ役)の好演が光ります。ハナは小説とはだいぶキャラクターが違ったかな。