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- 作者: 津村記久子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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ひとを呼びつける才能が無い、ひとに呼ばれるばかりだ、という気持ち、少しわかる気がする。自分は周辺にいる、という感覚。
やたらとトイレに行きたくなってしまう男性やら、スピーチでへべれけになっている男性、葬式での妙な修羅場とか、なかなかおもしろかった。シンガポールチキンライスが食べたくなった。
いらいらしているのにそれを口に出さない主人公、津村さんはうまいと思う。