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- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/05/25
- メディア: 文庫
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分厚かった。長かった。おもしろかった。
テレビで綾瀬はるかちゃんと山田くんが出ていたから、てっきり中学や高校時代の話が中心なのかとおもったら、小学校から30歳くらいまで描かれていた。
小学校時代の暗い事件から、昼の世界で生きられなくなった二人。
キリハラ(男)の残忍さよりも雪穂のクールなおそろしさが怖かった。
この主役二人の心情はまったく描かれない。その周辺のできごと、周辺の人々の感情だけが淡々と描かれる。
ラストはせつなかった。ほんと、雪穂がこわかった。
ばんごはんは、鰹のお刺身、じゃがいもとアスパラのおみそしる。