注射のじかん
金曜日、晴れ。
耳鼻科。
鼻に綿棒突っ込み治療をしていると、向いの席にお母さん(30代前半女性)とその娘(幼稚園年長くらい)が。お母さんはわたしと同じように、鼻に綿棒突っ込まれている。どうやら初診らしい。
「ねぇその棒なになになんで」
としつこく聞く娘。
「さわらないで!お母さんもなんでかわかんないの!」
と怒る母。
その数分後、採血されるという男の子(小学1年か2年くらい)がお母さんと現れる。
注射が怖いらしく、「…なんじかん、かかる?」と必死で聞いている。そんなにかからないよ、さすがに。
結局、うまく注射できて看護婦さんに「血管太くてよかった、お父さんとお母さんに感謝しなさい」と言われててシールをもらっていた。
横で見ていた綿棒気になってしかたない女の子が、あとからぶつくさと自分もシールが欲しいと言ってお母さんを困らせていた。
図書館本ヒロイヨミ。