光
火曜日、晴れ。
洗濯が終わるまで、と思いごろ寝すると、ひざのうらにビビさんがぴったりと体をつけて丸くなり眠ってしまい「むむ…これはあたたかい…猫たんぽ…」などと思っているうちに眠ってしまう。
10時過ぎに起き出して洗濯物を干す。
お昼ごろ、えいやっと出かける。
新宿のチェーン店カフェでパニーニとジュース。
隣の席に座った男女の話に聞き耳を立てる。
どうやら彼(たぶん大学1年くらい)は、ナオミという女の子が好きで好きでたまらないのだが、ナオミは「先輩」とつきあっていて、俺ともいい感じになり、俺のことも好きになっちゃったらしいが、「でも先輩も好きなの」などとのたまっていると言う。
恋せよ、若人。世界を動かせ、地球を回せ。
野口里佳さんの写真を見てきた。もう見る機会はないので。
2人展ということでそんなに数はないだろうと思っていたが、なかなか見ごたえがあった。「砂漠で」の写真と緑色の鳥の写真がよかった。
しかし、2人展にした意味がいまいち分からなかった。抽象画、よくわからない。
見終わってパンフを買い、そのまま帰ろうと思ったが、地下のおみやげやさんを覗くことにする。きれいな靴下や和紙でできた変な紙の人形を買いたくなるが帰りの電車代がなくなるので我慢する。
帰りに青山ブックセンター六本木店に行き、小川洋子さんの本棚のフェアを眺める。理科系の本が非常におもしろそうだったので買いたかったがやめた。
何冊か、以前読み始めて挫折した本を小川さんが紹介していて、敗北感を感じた。
これ売ってた。