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- 作者: 小川糸
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2009/02/02
- メディア: 単行本
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『食堂かたつむり』よりこちらのほうがおもしろかったと思う。ありがちなテーマを独自の世界で語っていると思う。現実の谷中を舞台にしたながら、やや現実感のない生活ぶりだったが。
イッセイさんがよかった。大好きな人と別れてしまうこと、出会いが遅かったこと。そういうのはいろいろあるけれど、どの道を選ぶかは自分だってこと。
- 作者: 辻仁成
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2002/07/01
- メディア: 文庫
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最近、映画化。
バンコクにいる豊は日本に婚約者光子を残している。バンコク出会った沓子は、自分の美しさに自信を持っている大胆さを持っている。
前に読んだときとだいぶ印象が変わった。沓子か光子か、の選択に迫られるのだが、どうにも光子の魅力があまり書かれていない。数十年後のくだりでは、とくに。
映画では光子は、石田ゆり子さんが演じているらしい。むむむ、違うな、少し印象が。