ヘヴン

ヘヴン

「僕」はある日、手紙を受け取る。「わたしたちは仲間です」。
ある共通点を持ったふたりの文通が始まる。


おもしろかったのだが読後感があまりよくない。
なぜかはよくわからないのだが。


みえこさんは関西弁でなくても小説が書けるのか。なるほどなるほど。描写が淡々としていておもしろかった。グロいことをグロくなく書いていて逆にグロいというか。壮絶。


コジマの言う、「しるし」という表現。僕のしるしは消しにくいものだが、コジマのしるしは簡単に消せたのではないか?とふとおもった。

中学生でも読めると思う。夏の読書感想文にいかがでしょう。