偽物は本物より少し小さい

水曜日、くもり。寒い。また冬。

右手の小指がなぜかしもやけで痛い。



窓から見える向いの建物は古くてひっそりしている。人は住んでいるんだと思うがほとんど見かけない。

ぼんやり窓から外を見ていたら、その建物の階段をおじさんが上っていた。別に節具ではないはずなのだが、怪しい人とか犯罪とか偽物とか宇宙人ぽいとかいろんなことを考えてしまった。