はい、こちら国立天文台―星空の電話相談室 (新潮文庫)

はい、こちら国立天文台―星空の電話相談室 (新潮文庫)

おもしろかった。天文台に全国から寄せられる電話相談。電話相談員を勤めた著者が綴る、今の天文学事情。


こんな電話相談窓口があるなんて知らなかった。しかしながらそこにかかってくる電話は…
ほんとうにとほほ、な電話。ほんとうに知りたいならまず自力で調べなさい!図書館に行け。理科の先生に聞いてくれ。


夏時間の導入に関しての意見は、なるほど、その通りだと思った。

わたしは高校のとき、数少ない地学選択者だった。地学は10人にも満たない受講者しかいなくて、アットホームな授業が毎回行われていた。でもテストは難しくて、「こんなに平低いとは…みんな80点ぐらいとれると思った」と先生を嘆かせていた。
天体専門のせんせいだったようで、彗星の写真を夜中にどこどこに撮りに行った、などとよく写真を見せてくれた。地学の先生、ありがとう。



おもろいので一箱に出します。興味のある方どうぞ。


天体の本と言えば、

星の来る夜

星の来る夜

だいぶ古い本だが、こちらはアマチュア天文家さんの書いた本でなかなかおもしろかった。

そしてこれ。

やっぱりチロです。藤井旭さんの本は、図書館の子どもの本、理科の天文本のあたりにたくさんある。イラストが独特で目立つ。
小学生の頃の愛読書だった。