発狂する女

masubon2010-06-08

火曜日、くもり。


夜中から受難の一日だった。

まず、深夜0時を回った辺りで携帯電話の充電器がないことに気付いた。いつもしまっておく引き出しの中にない。充電するコンセントそばにもない。真夜中に充電器を探し回る女。そしてそのうしろを「なにごとじゃー、であえー」ばりに鳴きながらついて回るビビネコ・ビビッター。


観念して眠るが5時には「にゃー」攻撃で起こされ、二度寝するが6時には起きて充電器のありかを考えながら朝食。


結局充電器は見つからない。時空のひずみに入ってしまったのだと思う。家の中のコード類にぶちこまれていた謎の充電器でなぜか充電できたので発狂せずにすんだからいいようなものだ。

充電器の悲劇の後も、「ドアノブが壊れる」「取り込んでいるときに電話が来る(←わたしの電話はめったに鳴らない)」「掃除をしていたら中のごみパックが満タンになっている(←わたしはこれの交換がどうしてもできない、結局発狂しながらできたけど)」「掃除の途中、急遽掃除しなければならない箇所が見つかる」などの困難がわたしを追いかけてくるのだった。


自転車で買出しに行くと、前方からわたしに目くばせをしてくるおばさまがいた。「のだめカンタービレ」で楽器回そうぜ!の合図を千秋先輩に送るやつ、みたいな目くばせだ。
自転車で近づくと、どうやらおばさまは目にごみが入っただけだったみたいだった。紛らわしいことせんで。


欲しいCD。