夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

コールドスリープに入ることを決めた僕。
ピート(猫)やら何やらを取り戻すためにえっちらおっちらするお話。


と、わたしが解説するとしょうもない感じになりますが、おもしろいです。


ご都合主義的は否めないが、物語がぽんぽんと進んでいく軽妙さが心地よい。そして猫のピートへの主人公の扱いがなんか泣けてくる。

今回は、リッキーの台詞でちょっと泣きそうになった。年取ったな。

それにしても表紙がこわい。
猫の後頭部はいいんだけど。


夏への扉[新訳版]

夏への扉[新訳版]

新訳も出てます。夏の課題図書にいかがでしょうか。




先日ブックオフでタチヨミ。