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豆つぶほどの小さないぬ―コロボックル物語 2 (講談社青い鳥文庫 18-2)
- 作者: 佐藤さとる,村上勉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1980/11/10
- メディア: 文庫
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読み終えた。おチビ(クルミノヒメ)に、風の子が「大好きだ!」って言うところで泣いちゃいそうだった。個人的にはフエフキがいいなぁと思った。おチビがマメイヌ隊に入りたがるくだりがかわいくておもしろかった。
そして続編も。
星からおちた小さな人―コロボックル物語 3 (講談社青い鳥文庫 18-3)
- 作者: 佐藤さとる,村上勉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1980/12/10
- メディア: 文庫
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コロボックル小国の機械技術が進んでいる。空飛ぶ機械のテスト飛行中に、ミツバチというあだ名の青年が落下、人間の男の子に捕まってしまった。コロボックルたちが繰り広げる、脱出大作戦!せいたかさんの娘、オチャメさんが大活躍したりなんだり。
子どもの頃に読んだときよりも、ミツバチさんが捕まっていた時間が短くてびっくりした。頭がよい女コロボックル、おハナちゃんの機転がすばらしいのだ。オチャメさんののんびりぐあいが笑えた。しかし、コロボックルを捕まえた少年と、ミツバチさんの心の交流が若干不自然に思えた。ラストあたり。
いやぁ、コロボックル物語、おもしろいです。
先日買った本も読んじゃった。
吉野北高校図書委員会2 委員長の初恋 (MF文庫 ダ・ヴィンチ や 1-2)
- 作者: 山本渚
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2009/02/21
- メディア: 文庫
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吉野北高校、図書委員会。今回は二年生の終わりごろ、委員長のワンちゃんの牧田先生(司書さん)への微妙な感情と進路や家族の問題が中心。とはいえ、1でメインだった、川本と藤枝のその後もけっこう出てくるのよ。
ワンちゃん目線で語られる物語だから、1とはまた違ったおもしろさがあった(1ではワンちゃんはたしか語り手にはなっていないはず)。牧田先生の意外な姿、ワンちゃんのちょっとした不良行動が笑えた。
図書室のワックスがけに異様な闘志を燃やす藤枝がいい。泣ける。あんたいいやつだ!藤枝!がんばれ!という具合に、藤枝君に感情移入してしまった。みぶっちもいい子だし。
この本を読んで、これ観たくなった。