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サクリファイス

白石は、陸上選手から自転車ロードレースに転向した選手。彼の所属するチーム・オッジには、エースの石尾、石尾のアシストである赤城、めきめき力をあげる新エース候補の伊庭、そして篠崎。３年前にチームを去った袴田。

大きなレースで起こった事故。それに隠された思惑、サクリファイス、その真実とは！？

↑めちゃくちゃなあらすじでスミマセン！

ツール・ド・なんとかなんて全く知らないわたしでも非常におもしろく読めた。とにかくおもしろい。
自転車レースには、先頭を走って風を受け、うしろを走るエースを体力消耗から守るアシストがいる。自己犠牲＝サクリファイスの上に成り立つ、エースの勝利。

レースの中で繰り広げられる心理戦にもどきどきした。

この本をすすめてくれた本好き友人に感謝。謝々。

著者近藤さんの本は、一冊しか読んでいないのだが

シェルター

これとは全く違った作品だった。

文庫出てますよ。

サクリファイス (新潮文庫)