トリエステの坂道 (新潮文庫)

トリエステの坂道 (新潮文庫)

たぶんものすごーく頭が良くて、努力して、の方なんだろうなと思った。しかしそんなことを全く出さずにさらっとした文章を書く人だと勝手に思う。
イタリアでの暮らしを回想する著者の、大事な思いを読んだ気がした。以前触れた、雨の中を走る男の話もよかったし、義弟のお嫁さんのお父さんの話もよかった。



ヨミカケ。