ずいぶん前に見た映画。内容は大筋覚えていたが、ちゃんと理解できたのは今回が初めてではなかろうか。
近未来SF。火星の夢を見る主人公が、火星旅行を体感できる記憶トリップに行こうとしたところ、妙な現象が。そして知る、ほんとうの自分。美女との出会いや冒険、なんたらかんたら…そして衝撃の結末。


古いSF映画なのだがあちこち笑えておもしろかった。俳優が若い。気になる、「おばちゃんの顔がガシャン、ガシャーン」ってなる場面、無事見られてよかった。SF冒険ものでありながらつまるところはアイデンティティとかレーゾンデーテルの話だったのだった。
ラスト、目玉があれだけ飛び出そうになったのに戻るわけない、という突っ込みを毎回してしまう映画。あれはやりすぎだ。笑えるからいいけど。








ダヴィンチ・コード』でキリストの秘密を知りすぎた象徴学者、ロバート・ラングトン教授のもとにバチカンから使者が。バチカンではローマ法王の死去のあと、次の法王を選ぶコンクラーベが始まる。有力候補者4人が何者かによって誘拐された。今、バチカンでは何が起こっているのか。奪われた未来のエネルギー、反物質(なんか核っぽいやつ)。天使の像を必死に探したりなんだり。バチカンの運命はどうなるのかしら〜という映画。


小説は未読なのだが、映画はタイムリミットのある予告殺人中心にずいずい進んでいく。もう少し宗教的な背景を深めてほしかったような気がする。知りたかったら本を読めってことでしょう。それもありかと思う。
テレビのためあちこちカットされていたのか、登場人物の心情の動きが読み取れなかった(前作もそうだった)。
個人的にトム・ハンクスユアン・マクレガーは好きな俳優さんなので楽しめた。ユアン・マクレガーには失敗作とか駄作とか気にしないでいろんな映画に出てほしい(謎の上から目線)。
この時期にこの映画か…




昨日新刊書店で購入。