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- 作者: 道尾秀介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/07/29
- メディア: 文庫
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不思議な怖さの小説だった。最初からある「?」の部分を気にせず読み進めていると、それが気にしなければいけない点だったと気づく。
どんどん覆されていく真実。
語り手は信用してはならん!
ばんごはんは、昨日の残りのトマト煮。
また原発の話(ほんとすみませんねぇ)。
これでこの日記も読者減っただろうなと思います。
自分のせいなんですけどね。
もういいや、という方は読まないでくださいね。
福島県の人で、パソコンあるひとで、気にしているひとはこれを毎日見ているかと思います。
http://www.pref.fukushima.jp/j/sokuteichi713.pdf
http://www.pref.fukushima.jp/j/zenken37.pdf
これで、自分の町、いちばん近くの場所の値を毎日心配しているわけです。
そして、県内の保育園や幼稚園、学校でのモニタリングです。
http://www.pref.fukushima.jp/j/schoolmonita0407.pdf
ピンとこないかもしれないので簡単にお話します。
たとえば、町の放射線値が2マイクロシーベルト/時だとして「下がってきたなー」と思ってても(これでも全然低くない)、実際のところ各学校で非常にばらつきがあることがわかります。多いところだと4、5マイクロシーベルト/時になっています。地上一センチだとさらにあがります。ぱっと見た感じ、都市部だと高いような気がする。ついでに教室や体育館も測ってくれればいいのに。通学路のアスファルトはどうなんでしょうか。一度道を水で洗い流したらどうなのか、とか(効果あるかわかりませんけど)。
この値が安全か?という話はさておき(さておいている場合ではないのだが)、こういう目に見えない数値を気にしなければならない日常って、絶対におかしい。非日常です。