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わたしを離さないで

再読。
キャシーとルースの関係は非常に奇妙だ。語り手キャシーは、ルースと自分のことを綿密に綿密に語ることで、トミーの感情を想像する余地を与えないようにしているのかもしれない、とふと思った。何度読んでもおもしろい本。

やっと自分の番になり手続き。どう壊れたのかを説明する前に、管理人さんからもらった罹災証明を見せて「同じ建物なんです」と言ったら後ろで相談して「じゃ、同じようにここに書いて」ということで比較的早く手続きが終わった。被害の写真は提出してきた。ちなみにこのマンションの補修には二千万円くらいかかるらしい。ちょっとびっくりだ。そんなこんなで罹災証明が取れた。

帰り、入り口のところでなんだか知っているような顔の女性に会う。思い出せなかったのでそのまま通り過ぎた。帰宅してから図書館のカウンターで働いている職員さんだと気づいた。