ここ最近連呼連呼で宣伝していたみちくさ市、無事終了いたしました。

おかげさまでもす文庫、無事に出店できました。わめぞの皆さん、鬼子母神通り商店街の皆さん、大家さん、そして何よりお客様!ありがとうございました。


忘れないうちにサクサクレポートしちゃおうと思います。長くなりますのでよろしくお願いします。



時間順に記憶をたどっていきます。

なお、お客様が買ってくれた本に関しては、個人が特定されている場合はオブラートに包んだりつ包まなかったりの表現で直接の書名を言わないことにしていますのでそこのところご了承ください。






6:00
 起床。朝食(パン、コーヒー、ヨーグルト、バナナ二分の一)。
 荷造りチェック。猫のトイレ多めにに設置。猫のごはん多めにに用意。猫に言い聞かせ。

7:55
 フライングでバス停へ。8:00に発表になる開始をチェックして8:03のバスに乗り駅へ。
 電車。座れる。

10:10ごろ
 池袋駅到着。

10:45ごろ
 雑司が谷到着。すでに手創り市が始まっているのかなんだか人が多い(※なんと9時からでした!)。
 わめぞの本部で受付。受付にはイラストレーターのムトーさん。「いつぞやは裸足で色紙に絵を描いてましたね!」と無駄口叩こうと思ってやめる。
 参加費の1500円をキッチリ払う。
 スタッフの方が、もす文庫出店スペースである池田シャッターまで案内してくれる(池田さんお世話になりました!)。
 すでに同じ場所に出店のリトルマーケットさん、つぐみ文庫さん、ミウブックスさんが設置済み。完全に出遅れる。
 事前に送っていたキャベツの箱の段ボールを開封し、がさかさと本を取り出し準備。
11:00
 とみきち屋の風太郎さん    〈本と音楽〉 風太郎の気ままな水先案内   来店。ネット上のどこかで見た「風太郎さんは西荻にオープンしたモンガ堂さんのお手伝いに行っている」という情報に基づき、いらっしゃらないと思っていなので勝手に驚く。おすすめのスケールの大きい絵本をお買い上げ。のちほど再び来店。ハニワを一体お買い上げ。ありがとございます。魔除け(?)とかになると思いますのでよろしくお願いします!あとなんか黄色いので金運とか(笑

 脳天松家さん来店。ハニワお買い上げ。「フフ、ツィッターこっそり見てますよ…」などと怪しい発言をして脳天松家さんを怖がらせる。ありがとうございました!

 という感じでハニワが好調なスタートを切る。



 スタートをちょっと過ぎて。左側のトランク手前は100円・200円コーナー。奥は雑誌など。今回は雑誌は安めに設定。例えばクウネルはアンアン増刊時代のもののみ300円、ほかは200円。天然生活・リンカランも200円で出した。
 最終的にはクウネルは予想通り完売、リンカランは4冊中2冊売れた。天然生活は5冊すべて売れず。なかなか雑誌など大型のものは厳しかった。

 自分の読み終わった本で手放すもの、また過去の売れ残りで処分予定の本は安めに出した。文庫だと気軽に買えるような雰囲気。


お昼前後に、来店を宣言してくれた友人が入れ替わり立ち代り来店。


★駄々猫さん  駄々猫舎☆活動記録   が午前中の用事を済ませて来てくれた。ハニワ、アルパカ板をはじめネコ科の絵本(こどものとも)、なんか二次元を無理やり三次元にした絵本、もさ夫放出の変本をお買い上げ。おみやげありがとうございました!バナナケーキはのちほどお腹が空いてわたしの胃袋に入りました…
ちなみに駄々猫さんはみちくさ市に過去何度も出店されているので、今回直メールでご指南いただきました。おかげで方向性を早めに決めることができて助かりました。



id:punch-zaruさん来店。手創り市を覗いてからいらしたとのこと。おみやげありがとうございました!クッキーはすぐあとでわたしの胃袋に以下略。お母様が知ってらっしゃるという甘酸っぱい詩集絵本、定番絵本、堀内誠一さんのキュンキュンする絵本をお買い上げ。クリスマスのお話、泣けます。ぜひお子さんに読み聞かせを(まだ早すぎるけど)。また遊んでくださーい♪今度は陶器市とかいかがでしょうか!



★常連オブ常連、id:kerarakareさん来店。kerarakareさんはもす文庫が初出店のときからネットの海を漂いたどり着き…以下略。チビ太君連れで絵本を見てくれる。ハニワがここでも人気。「この2体はぜひ同じ人に一緒に買ってほしい。一人だとさみしいだろうから…」などという親心が通じたのか、ハニワ2体お買い上げ。感無量。
 そのほか、おすすめ乗り物絵本、定番絵本をお買い上げ。おみやげまでありがとうございました!今度、家に行っていいですか!本棚見せてください!あとピクニック企画!



★学生時代の友人夫妻(K&H)来店。たぶんこのときが2時ごろ。服飾関係の大型本と長さんの絶版絵本(ペーパーバック)、ブックカバー(緑)お買い上げ。Kさんは相変わらず細長い。もさ夫は最近、Kさんに似たモデルを雑誌で見たらしい。本人でないことを確認する。Hさんは最近活動が忙しそうだがお元気そうで何より。ボディソープをもらう。ありがとうございました!猫を飼うべきだと強く薦める。


★学生時代の先輩であるSさん(以前「すずむし」の屋号でしのばす一箱に出店された)来店。たぶんこのときで2:30ごろ。前にお貸ししていた本と一緒に雑司が谷にまつわる本を下さる。ありがとうございます!飲食散歩っぽい本、あとアルパカ板お買い上げ。またぜひ「すずむし」で一箱出てください。また飲み会とか来てください!


知り合い来店がひと段落。向かいの喫茶店「さむしんぐ」さんでアイスカフェオレを買って店番しながら飲む。お腹が空いておみやげをいきなり開けて食べる。


★以前とあるお料理教室でご一緒したチャンフミさん来店。わー!無事会えてよかった。おいしいお菓子をいただいてしまう。チャンフミさんは猫を飼っているので、ビビネコの便秘について熱く語る。おすすめの小説は〜ということで、お料理にまつわるエッセイ、短歌か散文の本(歌人の共著)、わたしが最近読んだ連作短編集をお買い上げ。ありがとうございました!またご一緒できるといいですね。ありがとうございました!



そのほか、わたしが聞き手で参加しているポッドキャスト「動物のむら」動物のむら
のリスナーさんがお二人、遊びに来てくれました。


★Mさん、番組内で紹介した動物写真絵本をお買い上げ。もさ夫が最近のポッドキャスト事情などについてMさんと語り合っていた(わたしはちょうどほかのお客さんの接客中でバタバタとしていた)。わざわざありがとうございました!またぜひポッドキャスト聴いてください!よろしくお願いします。


★Vさん来店。前にも一箱古本市に一度来てくださった(たしか夕焼けだんだんの上の古書あほうどりさん前に出店したとき)。海外の名作ミステリー、DIY記事のある雑誌、ハニワなどお買い上げ。ほかのお店も見て回ってくださったようでよかったです。古本市は楽しいです。ありがとうございました。ポッドキャスト、これからもよろしくお願いします。



15:00
 このあたりから人通りが少なくなってくる。
 時間はうろ覚えだが、しのばず一箱でお世話になっているYさん(前に「もやしの本」を買ってくださった)が来店。久しぶりにお会いできてうれしい。この春はもす文庫は出店できなかったので一年ぶりだろうか。また遊びにいらしてください!


 そういえばお昼過ぎに一度雨がパラパラっと来た。近くに出店していて屋根のない方がちょっと池田シャッターまで避難してきたがすぐに雨はあがった。天気が非常に心配だったので、この程度で済んでよかったと思う。







本はけっこう順調に減っていったように見えたが、まだ残っている




ついに看板娘が脱ぐ






でも残る!
(なんか写真横になっちゃいます)
ちなみにハニワはダルマと親うまねこが残りました





けっこう旅立ちました…






売れ残りの晩餐





差し入れの宴
みなさんサンキューです





さてさて、気になる売り上げ発表!!!!!!!





本   45冊 11000円
雑貨  12点  4700円
合計  57点 15700円


という結果に。


おおざっぱに売り上げのお話。


本はだいた100冊用意した。と言ってもゼロから用意したわけではなく、自分の蔵書放出が今回はけっこう多く、それ+過去の在庫、そしてちょっと買い足したものという感じかしら。

希望としては「本を7〜80冊売る。そして売り上げトータルで2万円超える」というのが毎回の目標値なのですが、

過去のデータを見ると

2010春の一箱で59冊。

2009春の一箱で54冊。

この二回は「すごくたくさんお客さんが来た」という印象でかつ雑貨も10点ほど売れている。

ちなみに過去最悪回は、はじめて一箱に出た時で本と雑貨合わせても27点しか売れていない(涙。


当日のお客さんの入りは天気に左右されるから当たり外れがあるとして、上の2回をマックス値と考えると、わたしが好きな本の辺りでそろえていくと4〜50冊がかなりいい数字なのではという気がする。





あと単なる感想だが、手創り市を見終わったお客さんは本を流していく感じ(すでに購買欲求が満たされている)で、手創り市にこれから向かう人や近くで法事の方は、いちど足を止めると周辺もいろいろ見てがっちり買っていく感じ(まだ買い物していないから)。一方、「なかなか目的地にたどり着かないのよねぇ」とおっしゃっている女性がいた(たぶんお墓参りとか)。おもしろいですねぇ。そうそう、手創市帰りの親子連れは、お子さんはもうお疲れモードで「ほら○○ちゃん!絵本あるよ!」とお母さんが言ってもベビーカーでぼんやりしていたり(笑。絵本メインで売りたいなら場所も神社寄りが得策だったと思う(これに関しては熟考の上、出店場所を池田シャッターにした)。最も神社寄りのゆず胡椒さんが出店していた場所、ひそかに狙っていたんです。

そして時間帯はお昼前がひょとして勝負なのでは。しのばずでは午後から人が出てくる感じだったけどこちらは手創り市が同時開催であればスタートが早い。次に参加する機会があれば朝は10:30には受付して開店したほうがいい気がする。


そして、しのばず一箱によく見られる年配の本好き男性(本気モード)の姿が少なかったような気が。たまにそんな雰囲気の方が来て渋めの本(大竹昭子さんの写真評論とか栃折久美子さんとか堀田 善衛さんとか)をチラ見するけどなんかあまり滞在しないという感じだろうか。


といろいろ言いつつも、全然ヒマな時間がない一日で非常に楽しかった。お客さんもたくさん来てくれたし友達もたくさん来てくれたし、なんか人気者になった気分でした。ほんとうにありがとうございました。




今後もし、もす文庫が古本市に出る機会があるなら、やり方をガラッと360度、あれ?戻っちゃった。180度変えていこうと思います。


なお、売れた本、買った本などのレポも近いうちに書きますのでよろしくお願いします。