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- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: DVD
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ツタヤで借りた。
病気を患う姉ケイトに血液などを提供するために遺伝子操作されて生まれた妹、アナ。11歳の彼女が両親を相手に裁判を起こすというお話。
内容に触れるので畳みます。
見始めてすぐにオチ(なぜアナが提供を拒むのかの理由)がわかってしまった。なのでいろんな場面がなおさら悲しかった。命は誰のものか?体は誰のものか?ということをいろいろ考えてしまった。
ラストのアナの台詞、「わたしが生まれた理由なんてどうでもいい」と、それに続く台詞がよかった。
映画を見ていてなんとなく思い出したこと。
20歳くらいのころだったか、母親に「ピアスの穴をあけたい」と言ったら猛烈に反対された。「私の目の黒いうちは…」バリの猛烈な反対でちょっとびっくりした。みんな結構開けてるし、高校時代にもこっそりあけている人はいたし、そんなに悪いことかなぁと思った。
しかし、少し時間がたってみると自分がそれほどピアスをしたいわけでもないことに気付いた。かわいいけどなんか痛そうだし。そして結局開けなかった。別にいいかと思って。
とくにこの話にオチや教訓はない。今、自分の身になって、うちの猫が「ピアスの穴あけたい」とか「タトゥー入れたい」とか言って来たら(?)、わたしは猛烈に反対すると思う。そんな!わざわざ傷つけんでも!みたいな。
最近ネットで梅宮アンナさんが刺青除去を始めたと知った。やっぱりハワイアンズとかプールに行けないからかなぁ。
話がそれたけど、親子であっても姉妹であっても、命は自分のもので体は自分のもので、同時に自分だけのものではない。どんなに救いたくても救えないことがある。そんなことを考えた。
いい映画でした。