不登校児 再生の島

不登校児 再生の島


先日ウララさんで買った本。

沖縄・久高島にある久高島留学センターには、いわゆる「山村留学」のために子どもがやってくる。不登校、引きこもりなどの問題を抱えたこどももいる。彼らは島でどう変わるのか…というノンフィクション。非常におもしろかった。

一部、考え方に「?」という個所はあるが、規則正しい生活、体を動かす、人とかかわることで人間は変わるというスタンスは、誰にでも共通して言えることだと思った。心が止まれば体も止まる。だからこそ、心が止まっているなら体を動かさないと心は動きださない。家の中、トイレ掃除でもいいから体を動かせ。これはきっとほんとうのことだ。

短期の山村留学(一か月とか一学期間とか)は、いわゆる普通のこどもにもどんどんやらせたらおもしろいのではないか。海外では1・2か月のサマーキャンプとか普通にあるらしいし。絶対に何かが変わるし、自分が何もできないことを発見するし、自分が何でもできるようになることを発見できるのではないかと思った。