ぱうんど

蒸し暑い一日。
買い物に出ようとしたら、
集合ポストの前に何かが落ちていた。
よく見ると、パウンドケーキ一切れ分だった。
手作りらしく、ラップにくるんであった。
なぜに?

買い物から戻ってくると、ケーキはまだそこにあった。
あたりはパウンドなにおいでいっぱいだ。

物語が始まりそう。

小川洋子『凍りついた香り』読了。

凍りついた香り (幻冬舎文庫)

凍りついた香り (幻冬舎文庫)

この本を入手するのはちょっと時間がかかった。
幻冬舎文庫で出ている小川作品は、これと『ホテル・アイリス』の二冊のみ。
『ホテル〜』のほうはたいていの本屋にあるが、『凍りついた〜』のほうはない。
本屋を探し回ったあげく、なくて近所の本屋で注文し入手。図書館でハードカバーを借りて読んでおもしろかったから。
というわけで残り四分の一を読破。とてもいい。
『博士〜』の隣に置いたら売れるんじゃないかしら。

ばんごはんは、まぐろのお刺身と小葱、えのきの和風スープでした。