ぱうんど
蒸し暑い一日。
買い物に出ようとしたら、
集合ポストの前に何かが落ちていた。
よく見ると、パウンドケーキ一切れ分だった。
手作りらしく、ラップにくるんであった。
なぜに?
買い物から戻ってくると、ケーキはまだそこにあった。
あたりはパウンドなにおいでいっぱいだ。
物語が始まりそう。
小川洋子『凍りついた香り』読了。
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 文庫
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幻冬舎文庫で出ている小川作品は、これと『ホテル・アイリス』の二冊のみ。
『ホテル〜』のほうはたいていの本屋にあるが、『凍りついた〜』のほうはない。
本屋を探し回ったあげく、なくて近所の本屋で注文し入手。図書館でハードカバーを借りて読んでおもしろかったから。
というわけで残り四分の一を読破。とてもいい。
『博士〜』の隣に置いたら売れるんじゃないかしら。
ばんごはんは、まぐろのお刺身と小葱、えのきの和風スープでした。