しのび

電車で街へ。混んでいて座れず。斜め向かいに斉藤洋介似の女性が居眠り。かなり似ている。斉藤は私よりも先に降りた。いい休日を。
なんとなく、秋っぽい服がほしいと思っていたところ、すごくいいジャケットを発見してしまう。危険な香り。こりゃまずい。高すぎだ。
試着。もうこの時点でだめだ。私は体が小さいので、肩幅がぴったりくるジャケットってほとんどこの世に存在しない。奇跡的にフィットし、ますます欲しくなる。
で、買う。財政上の不安や困難が頭をよぎる。今期は、もう服を買わないと決意。
店員さんが、服をなぜか風呂敷に梱包してくれる。


風呂敷を両手にささげ持ち、すりあしで街を闊歩。映画館のそばを通ると『SHINOBI』初日の文字。おお、我らが仲間由紀恵東京湾景がひどかったの君のせいではない、いわんや和田君のせいではない)にオダギリジョー
忍者の映画だね。忍者と言えば、城のお堀を頭に服を載せて、ふんどしで泳ぐという光景。オダギリさんがあの格好をしているなら見る価値はあると思うが、たぶんしていないだろう。健闘を祈る。


好きな本屋へ行く。片隅で原画展がやっている。非常にかわいい。村上春樹さんの新刊を手にとってみる。渋い。料理の本を買おうと思ったが、結局決められずに買わず。


今日のヒロイヨミ。しまおまほの『ぼんやり小町』。
しまおまほさんのエッセイとか日記とかイラストとか。ところどころおもしろい。ぶっとんだところもある。


ばんごはんは、昨日の残りのハッシュドポークでした。一晩冷蔵庫で寝かせて、すばらしいおいしさでした。