サイダーハウス

masubon2006-02-27

6時の目覚ましでとびおきる。電車に乗り、いつもの路地。ううむ、ねこ。しばらくぼうっとながめる。


夕方はだいぶ風が強かった。首に巻きつけたマフラーがうしろに引っ張られる感じ。並木道を歩いていくと鳩。電車で女子高生二人組に遭遇。ひとりはみどりの縁のめがねをかけていて、よくしゃべる。
「自転車乗ってるとさぁー、口に虫はいるよね!」
状況としてはつらいが、なんだか楽しげな口調である。くくと笑いそうになるのをこらえる。


数日前から。

サイダーハウス・ルール〈上〉 (文春文庫)

サイダーハウス・ルール〈上〉 (文春文庫)

ジョン・アーヴィング、挑戦2冊目。『第四の手』はおもしろく読めたのだが、『サーカスの息子』で挫折。今回リベンジ。なかなかおもしろい。孤児院で生まれたホーマーの話。(上)の後半になってようやく「サイダーハウス」が出てくる。情景描写も細かいが人物設定も細かい。えんえんと話がそれたかと思うと、あとで効いてきたりする。主人公の心情はあまり描写されないのに、伝わってくる。100ページかけて「ふふ」と笑わせてくれる文章。(下)に突入。


ばんごはんは、塩豚焼き、野菜炒め(もやし、小葱、ピーマン、しめじ)、たまねぎとしめじのおみそ汁でした。