馬力

オケの練習日。
練習場の入り口でチェロケースを抱えた人がこっちを見ている。
「あの、きょう、初めて来たんです」
どうやら新入団員らしい。音楽室まで案内。体の大きな男性だ。チェロのケースに「馬力」
と書かれたシールが貼ってある。
どうやらすごくチェロのうまい人みたいだ。初参加でいきなりばりばり弾いていた。練習の最後に自己紹介していたが、わたしの中では「馬力さん」ということになっている。

高校時代の友人から電話。西表島のことをいろいろききたい、という用件だった。夜、星がきれい、水牛車はおすすめだ、など話す。
電話をきってから、郵便局や銀行があまりない、携帯の電波が届かない（7年位前の話だが）、毒のある蛇に噛まれたときはあきらめろ、血清がほとんどない、などの情報を伝え忘れたことに気がつく。

ばんごはんは、鰹のたたき、水菜のサラダ、長ねぎとしめじのおみそ汁でした。