読了。

ウィリアム・ブレイクのバット

ウィリアム・ブレイクのバット

非常によかった。一ページずつ丁寧にめくりたくなる本。なぜか、西表島の民宿の屋上で真夜中にねそべり、星をながめて「言葉みたいだな」と思ったことを、この本を読んで思い出した。言葉というのは、見る場所によって見えたり見えなかったり明るかったり暗かったりする。平出さんの言葉は静かだが確実に響いている。この言葉が書かれたのは、いまという時間から遠いところにあるのに。
短いエッセイ。野球や、自動車や、自転車や、旅行、美術に関する内容。よい。


ばんごはんは、まぐろのカルパッチョアジア風、たまねぎとにんじんのおみそ汁でした。