masubon2006-04-16

電車内で。

ハミザベス (集英社文庫)

ハミザベス (集英社文庫)

栗田さんのデビュー作「ハミザベス」と書き下ろしの「豆姉妹」収録。きょうは「豆姉妹」のほうを読む。
年が離れているけれど姿かたちが似た姉妹。高校生の妹がある日、髪型を変え・・・というお話。しっくりこない部分もあるけれど、道で主人公がしらないおばさんにじっと見られるシーンがとても好きだ。会話は短い言葉の取り交わしで、長々とくどくなったり絶対にしない。一言で雰囲気を作る。笑わせる。言葉の厳選はすごいと思う。


ホームは寒いので、電車が来るまで改札を通らずにぼっさり立っていると、中1くらいの男子三人(私服、ひとりは半そで。半そで?)がうろうろしている。どうやら、改札をすりぬけるという悪ふざけをしたいようだ。
ダッシュで駆け抜けるか?
ジャンプで飛び越すか?
はらばいになって通り抜けるか?
ごちゃごちゃ言っていたが、結局やらなかった。ちょっと残念だった。


かぜをひいている人と話す。ポケットにのど飴が入っていたので、あげた。


ばんごはんは、回転寿司へ。「今日は日曜なので、いくらちゃん流しマース」「今日のホタテはいつものと全然ちがうよ。貝殻、持って帰ってもオーケイ」などと店員がのりにのっていた。