イトエンノチャ
気になる看板。
夜の電車は長い。塾帰りの小学生3人組が同じ青いリュックを背負いはしゃいでいる。
「イトエンノチャ、イトエンノチャ」
よく聞いていると、「伊藤園のお茶」と言っているようだ。彼の右手にはそう、伊藤園のお茶が握られている。どうやら、自分たちの降りる予定でない途中の駅で、停車したときにジャンケンで負けた子がホームに一旦おりて自販機でお茶を買う、というスリルなことをしていたようだ。
そういえばいましたね。修学旅行の新幹線で、途中ホームに降りてぎりぎりで乗るという遊びをしていたやつらが。
向かいの席に座った人は、マトリックスのエージェントスミスに似ていた。増えそうだった。
きょう読み始めた本はなかなかおもしろい。
ばんごはんは、蕎麦。