ゆるがないしあわせ

夜の電車に乗り込むと時間に縛られたように眠るおじいさん発見。めがねがあごに引っかかっている。まん前に座りたいのをぐっとこらえ、離れた座席に座る。ちら、ちら、と見ているとめがねはあごの位置のままだ。ああ、いつか落ちるんだ。めがねは。
そう思いつつ本のページをめくったりあくびをしたりして、ふとめがねじいさんを見るとなんと!めがねが目の位置に!普通になってしまった。時間が逆流したのか、ここは時をかける少女か(不明)。


なにかと猫の視線を感じる。

だいぶ高いところから見られた。
商店街を抜けるとき、若い母親とそのあかんぼうを見る。母親は携帯電話に真剣な顔つきで話しかけている。もちろん、話しかけているのは電話の相手であって電話ではないんだけど(当たり前だ)そう見える。なぜか彼女の足には茶色くて大きな猫がまとわりついている。たぶん、ノラさんだ。彼女の猫ではない。

微妙に成長するシクラメン


ばんごはんは、インスタントラーメン(青梗菜、ゆでたまご)。