■
- 作者: 片山恭一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
そう、その世界よりもずっとダークというか静かにおそろしくなっている。冷めた狂気というかなんというか。片山恭一さんの文章は、一昔前の小説を読んでいるようなのだ。
ラストの静かな風景、ずんとした。
パッヘルベルのカノン、という曲があります。バイオリンをかじったことのある人なら、ああ、って曲ですが、あの曲、旋律は美しいですが、聴いているとざわざわしてきます。同じメロディが追っかけてきて、どこを聴いていいのかわからなくなるのです。でも聴かずにはいられない。そんな小説。もう、わけわかんないや。
のだめ鑑賞。ブラームスの一番が出てきた!この曲、中学校のときの音楽の先生が貸してくれたCD。お経のような冒頭がたまらない。
ばんごはんは、雑炊(青梗菜、油揚げ、えのき)、納豆。胃袋は、平気か?なまけてないか?