夕子ちゃんの近道

夕子ちゃんの近道

図書館本。おもしろかった。長嶋さんの小説では、「サイドカーに犬」がいまのところ一番好きで、『パラレル』『ジャージの二人』はあまり好きでなかった。今回のはすっきりと楽しむことができた。古道具屋のアルバイトをして暮らす青年(中年?)とその周辺のひとの物語。瑞枝さんがよかった。お風呂のかきまぜ棒をくれようとするところが。


ばんごはんは、かに玉、わかめと油揚げのおみそ汁。油揚げはお湯で油抜きする。そうすると、「揚げ」しか残らない、ってことだ。揚げ、の時点で油であげたことはうすうすわかるのだから、別の名前があってしかるべきなんじゃないか。