はまぞう込み合っているので、画像ナシで。
島本理生さん『あなたの呼吸が止まるまで』


12歳の少女、朔(さく)。彼女は舞踏家の父とふたり暮らしの大人びた子供だ。
朔は、父の知り合いの気になる男性(31歳だったかしら)と出会うのだが…


あまりおもしろくなかった。島本さんの小説には、意識的に現実にある小説や映画が小道具として登場する。例えば、『ナラタージュ』では、映画好きの2人の会話で「ダンサーインザダーク、は好きじゃないって言ってたのに」みたいな感じであちこちに出てくる。


今回も、某小説を朔が教室で読んでいて、まわりから冷やかされるという場面があるのだが、どうにも生きていなかった気がした。