二日目(香川)

大阪のホテルでお風呂にはいろうとしたとき、ますぼんは気付いた。





ますぼんが舘ひろしだったら、「免許がない!」と叫んでいたであろう。

ますぼんが織田裕二だったら、「お金がない!」と叫んでいたであろう。


しかしますぼんはますぼんだった。

ますぼんは叫んだ。

「パンツがない!」


まさかのパンツ忘れ。大人になって。ぐぐぐ、…


出かけるときに、「なんか重要なものを忘れている気がする」とつぶやいたのだったが、ほんとうに重要なものを忘れていた。


(ということで、翌朝、岡山駅の無印で買い事なきを得た。もう悲しいので触れません)

(以下、何も忘れなかったという風を装い日記を綴りますのでそういうテンションでお読み下さい)


6時起床。前日に梅酒とか梅酒とか柚子酒とか、似た味のお酒を飲んだせいか2日酔いなくすっきりと起床。さすが、自分、と自画自賛する。


7時からホテルの朝食が始まるので少し前に食堂へ降りていき、周辺を散策。ホテルの周りにホームレスのおっちゃんたちがいてびびる。しかもなんか怒られた。遠くから。意味がわからない。


7時少し前に食堂が開いたのでするっと潜入。バイキング形式でトーストやら玉子焼きやらたこ焼きやらヨーグルトやらを食べる。たこ焼き、なぜかたこ焼きがあった。観光客用と思われる粋な計らい。一個だけ食べたがおいしかった。

近くのテーブルの女の子が、食べ終わってからもう一周食べに行っていた。たこ焼きおかわりしてた。


朝食を食べ終え、荷物をまとめて出陣。今日は再び新幹線で移動だ。大阪駅からJRで新大阪まで行き、自由席で切符を買う。岡山で降りて在来線に乗り換え、




ついに来ました!直島だ!




フェリーで15分くらいで宇野港から直島についてしまう。
もうちょっとフェリーに乗っていたかったような。

かぼちゃに近づきます

へたです

内部です

あー来ちゃったよ

なんか自転車だし



赤いかぼちゃでかなりテンションあがる。
港にかぼちゃがあるだけでなぜ人はあんなに豊かな気持ちになれるのか分かりません。

もう、全ての港にかぼちゃでもいけると思います。
あと、猫駅長。



(つづく)