火曜日

火曜日、晴れ。洗濯、買い出し。電話。


年間被ばく限度量の引き上げに関して、質問してみた。
独立行政法人放射線医学総合研究所と、文科省のホットラインに電話してみたのだった。
以下の内容の回答でしたが、間違っている個所があるかもです。鵜呑みにしないでくださいね。



以下、おおざっぱに。

・なぜ年間被ばく許容量を1→20ミリシーベルトとするのか。
行政法人のほうには聞き忘れた。
ホットライン
→ええと、もともと国際的な数値(ICRPが勧告?)が20〜100である。そして、どうやら100というのがマックス値らしい。
 で、1というのが日本の数値。100の場合、人体に悪い影響が出るのが0,5パーセントらしい。1→100だと単純に考えて悪影響が出る確率が0,5パーセント増だ。そこで、日本は一番低い値をとって20とした。

言いたいことはわかるのだが、なんだか嫌だ。


・20ミリシーベルトの根拠は?基準にした計算式があるなら教えてほしい。
独立行政法人→担当者が分からなかったらしく、誰かと相談してから「折り返しますか?」と言われた。丁寧だったが今知らないのならそれでいい。知らないってことなのね。
ホットライン→上の質問の回答が、これに相当していたので聞かなかった。

言っていることはわかるのだが、「国際的な数値」とか言われるとなんだか。責任転嫁しているような印象を受ける。
そしてホットラインの人は、「非常事態なので」と言っていた。でもなぁ。原発周辺の人と、原発から遠い県の人と、一か月交替で住ませてくれるなら100歩譲って許せるけど、自分がずっと近くに住むなら許せない。



福島県で小・中学校が始まった。校庭の値が高い学校があるが、線量計をもたせるなどの対策は?
ホットライン→今のところ、その予定はない。


・1年間、5年間、10年間での累積は考えているか?
独立行政法人→もともと年間1ミリシーベルト、80年生きたとして一生涯80ミリシーベルトという累積。今は非常時だから!?(忘れました)
ホットライン→20ミリシーベルトというのは、あくまで暫定。今の今の状況でのみ。いつまでこの値とするのかはわからない。今後報道などで政府の発表をチェックしてほしい。


どうやら、現時点でも「今のところ」「暫定」で考えているようである。なので、10年住んだらどうなるの!?という議論は想定していないようだ。そろそろ想定してほしい。わたしだって計算したくなってるぞ。


・内部被ばく(水とか野菜とか)は計算に入れているのか?
どちらとも、入れていない。
なお、ホットラインの人によると、「市場に出回っているものは安全なので大丈夫です」とのことだった。シソの栽培はあきらめるしかないようです。



原発周辺地域で暮らす放射線技師さんなど、仕事で放射線を浴びる人は、現在の法律で決まっている値に、プラスアルファで多く累積していくことになるが、どうするのか。
独立行政法人→わからない
ホットライン→まだそれについては決まっていない

特殊な例は考えていないようだった。しかしながら、子供や妊婦さんなどのことは考えてほしいなと個人的に思う。



全体的に感じたこと
数字の話は、ひとまず置いておく。なんだかなぁと思ったのは、「現在のところ」の値であるということだ。そのため、原発事故がいつ終わるのかわからない。今後減っていくことが見込まれるとはいえ、どれだけ減るのかが不明である。そんな中、福島県飯舘村周辺の計画的避難が決まったようである。生活をすべて置いて、どこかにいきなり移住するわけである。村を離れる間、誰かがパトロールして家や財産を守ってくれるのか。牛の世話はだれがやるのか。避難先に猫は連れて行けるのか。避難先がダメなら、なぜそれを電力会社がなんとかしてくれないのか。その仮暮らしはいつまで続くのか。

いつまでも「見通しが立たない」と言っているのかが残念だ。一人ぐらいは1年後、5年後、10年後のことを考えてほしい。だれもわからないなら、思い切って「半年」「一年」と長期を想定して移住させなければ意味がない。貯金がどんどん減っていくのだから、仕事だってしていないと不安だと思う。



あと、教育委員会なんかにも電話したのだがつながらなかった。以下の質問をしてみたかったのだが。


・小・中で「マスク必須」など各校で対応が違うのはなぜか。学校独自にまかせているのか。
・どのくらいの割合の生徒が他県へ転校しているのか。
・体育祭、プール、運動会などの行事はどうなるのか。
・教室に線量計をつけるなどの対策はないのか。
・ほんとに安全なのか。
・雨の日に欠席させてもいい、でも自己都合という噂はほんとうか。
・特設クラブはどうなるのか。
・登下校は歩きなのか。スクールバスなどの措置は考えていないのか。
・市や県として、集団疎開などの計画はないのか。





ばんごはんは、煮込みハンバーグ、サラダ、わかめスープ(インスタント)。煮込みハンバーグはスーパーで買って自宅で焼き、市販のスープで煮込んだ。甘かった。








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