精神科医の先生の本。
「なぜ海の水がしょっぱいかっていう絵本を読んでいただけなのに、海の底に沈む石臼が今でもじゃんじゃか塩をはき続けているって話になって怖くなった」という著者。うう、わかる。突然、永遠の話になると怖いよね。

あと、昔ニュースで聞いた、「バイク事故で足先がなくなったけど全然気づかなくて、時間がたってから足がなくなっていることに気が付いて、仲間が拾いに戻った」話が出てきた。このニュースも忘れられません。

そして、火星人の話。フィリップ・K・ディックの短編「探検隊帰る」で繰り返される、謎の繰り返される帰還の話。超怖い。「意図がわからない」ことのおそろしさってあるよね…


とりとめもなく書いていますが、おもしろかったです。