なす

阿佐ヶ谷へ。おばのところに、仕立ててもらった浴衣を取りに行くのだ。
おばは着物職人です。
みやげは茄子。
なぜかというと、昨日買い物で茄子を買ったのに、
知り合いから茄子をさらにもらってしまったから。茄子を隠して、電車に乗る。

浴衣はとてもきれいな色だった。茄子色だ。
帯の締め方を教えてもらう。
しばし、締めたり締められたりという関係が続く。

おばに別れを告げ、一駅となりの荻窪へ。
古書店をはしごする。暑いが高まるテンション。
勢いでいきなり二冊買ってしまう。ふう。

荻窪の本屋は、本の状態がよくて驚いた。
ぜんぜん埃っぽくない。新しい本も多い。
結局、全部で三冊購入。
『神様のボート』がきれいな状態で売っていたが、
持っているか持っていないか自信がなくなり、購入を諦める。
ほかにも何冊も見送った。また来るぜ待ってろ荻窪
で、購入の一冊を拾い読み。

東京カフェ案内

東京カフェ案内

他のカフェ本とはちょっと違う。エッセイの色が強い。素直に読める。
色がきれいだ。

帰りの電車、隣に赤ん坊を連れた母親が座る。
赤ん坊は、スイカのカードをべろべろなめまわしていた。
磁気、平気か?改札、それ出られんの?

ばんごはんは、茄子と野菜(水菜、長ネギ)と春雨のオイスターいため、小ネギのかきたまスープでした。