ウォーターランド

ようやっと読了。

ウォーターランド (新潮クレスト・ブックス)

ウォーターランド (新潮クレスト・ブックス)

イギリスの作家さんです。こんな長い小説を読んだのは久しぶり。読み終えたという満足感が大きい。真ん中くらいまではたいしたことなかったが、徐々に終わりに近づくにつれておもしろくなった。
簡単に内容を。歴史の教師が早期退職をせざるをえない状況に追い込まれる。彼の妻が関係しているのだが・・・。大筋はそれ。そして、延々とフランス革命の話、ウナギの生態とその研究史、ビール醸造の街の歴史などが織り込まれて続く。長い。だが、それがすべて、歴史教師につながっている。いやあしかし、これまた長い小説だった。読み応え十分。いい意味で泥臭かった。


図書館へ行くたびに、ジョン・アーヴィングが気になっている。『第四の手』という本がおもしろかったからだ。彼の作品は上・下二冊のものばかりで、なかなか手が出ない。今度借りてみようかしら。


電車で、向かいに座った人が中川家(弟)に似ていた。満足気な顔でメールを打っていた。


ばんごはんは、豚肉と万能葱、しめじのすき焼き風煮、わかめと葱の和風スープでした。