ふたり

電車で向かいの席におじさん(50歳代、森本レオ似、以下レオ)、と青年(25歳くらい、TMレボリューション似でレボリューションは起こせない感じ、以下TM)が仲よさそうに座っていた。
レオもTMも、二人して同じものを手にしていた。右手にビールドラフトワン、左手に笹かま。二人ともビールをすでに開封していて、こぼれぬよう気を使っている。ところが、笹かまを空けていない。あいまいに笑うふたり。結局、レオのビールをTMが持ち、レオが笹かま開封、で、その後TMのビールをレオが持ち笹かま開封となった。


おまえらなにやっとんだ!なんか変な光景だった。ビールの前に笹かまあけろよ。


まあ、でも笹かまおいしそうだったしふたり仲良かったら許す。
しかし、二人の関係性がまるで分からなかった。上司と部下っぽくないし、親子でもない。レオは終始笑顔。


電車と家で、二日かかって読了。

少年と少女のポルカ (講談社文庫)

少年と少女のポルカ (講談社文庫)

「少年と少女のポルカ」と藤野さんデビュー作(「海燕」)「「午後の時間割」収録。そこそこ。ところどころはすごくいいのだが。ほかの作品を読んだ上で楽しめるという気がしました。藤野さん初期作品としてね。人との距離の描き方が絶妙だ。


本屋でクウネル最新刊立ち読み。小川洋子さんの記事が載っていた。おもしろかった。


ばんごはんは、さんまのみりんぼしを焼いたもの、キャベツとしめじの和風スープでした。