すいへい

茶店で夕食をとっていると、おばあちゃん二人組が店に入ってきた。
聞こえてくる会話によれば、ふたりは友達でかたほうの気が強く、もうひとりは弱い。
強いほうに押し切られて、ふたりはケーキを食べることになった。気の弱いほうは、おなかがあまりすいていないらしく最後まで食べたくなさそうだったが、結局注文していた。


二日かけて読了。

一千一秒の日々

一千一秒の日々

まあまあおもしろかった。連作短編集。登場人物がかわるがわる語り手になるという手法。針谷くんという男の子が出てくるのですが、彼がよかったと思う。透明でまじめな文章でした。


電車の乗り継ぎがうまくいかず、本屋へ。小川洋子さんの『貴婦人Aの蘇生』が文庫になったのですね。非常にいい本ですのでぜひぜひ。
ようやく乗った電車で、カーテン生地みたいな素材のコートを着ている人を見た。カーテンに巻かれているみたいだった。

帰宅後、風呂。なんとなく「水平リーベ、僕の船」と口に出してみる。そういえば、先日読んだ三浦しをんさんの小説に出てきたんだった。元素記号表の覚え方です。


ばんごはんは、ツナクリームパスタでした。関係ないですが、神保町行きたいです。