おつかれ

あさねぼう。午前中うだうだしていると電話。見たことのない携帯番号だ。
いちおう出ると、男の人からで「おつかれさまです!」と元気な声。
あら。誰だろう。まだ起きたばっかりで、疲れることなど何もしてないな…などとどうでもいいことを考えているうちに、「あ、すみません、間違えました」と言われ、電話は切れた。釈然としないがまあいいだろう。


郵便局へ行くとひどく混んでいた。ずいぶんと待たされて郵便物を出す。隣の小さい古本屋に寄る。レイモンド・カーヴァーの『僕が電話をかけている場所』のハードカバーが百円で売っている。うーむ。中公文庫ですでに持っているのだ。買えずに少し残念。
この本には思いでがある。高3の頃に図書館でたまたま借りたのがこの本。レイモンド・カーヴァーの本ではじめて読んだのがこれだった。「ダンスしないか?」というはじめに入っている短編でなんかすごいことになったような気がして、カーヴァーのほかの本がないか検索したのだが、図書館には他のカーヴァーの本は一冊も置いていなかったのだ。そんなことを思い出したり。


ばんごはんを作っているときに、コチュジャンのふたがどうしても開かなくて苦労する。30分くらい格闘。親指が伸びてしまう。手のみずかきのところがどうにかなってしまいそうだ。ひとり、部屋でわめきながらようやく開ける。だれだ、こんなにきつく締めたやつは(わたし)!


ばんごはんは、韓国風肉じゃがでした。