そばぼうろ

そばぼうろが食べたい。そんな強い思いが脳裏をよぎる。駅の反対側まで買いに行こうか迷うが、寒いので近所のスーパーに行くことにした。そばぼうろはあしたにします。
スーパー裏の古本屋へ。ここは均一棚がない。文庫を取り出していちいち値段を確認しなければならないのがやや面倒だが、安いとびっくりする。50円で一冊購入。
買い物帰り、のらねこと少し遊ぶ。あまり相手にしてもらえなかった。


読了。

夏休み

夏休み

いま、『100回泣くこと』というオレンジ色の単行本が新刊で出ている作家さんの。初期三部作の二番目。『リレキショ』でデビューした彼の二作目。おもしろかった。「ぼく」とその妻、妻の母、妻の友達のカップルのお話。夏休みの話。
中村さんの小説でいいのは、会話が軽妙でおかしいこと、そして登場人物の心の中が全部見えないことだ。「たぶんいろいろ考えている」んだろうが、その真相は語られない。日常から大きく逸脱せずに脱線する。そしてどうやって戻るか、戻らないのか。カメラの解体が好きな男の人が出てくるのだが、彼がよかった。


増谷キートンという芸人さんのRIKACOのものまねがおもしろいと言う。ネットで検索したが、映像は見られなかった。


ばんごはんは、筑前煮、えのきとわかめの和風スープでした。